10月23日朝から京都・嵐山の「京福電気鉄道嵐山線」が台風21号の影響で運休しています。北野線は遅延と言われていましたが、嵐山線の「帷子ノ辻駅~有栖川駅」間で倒木、全線(嵐山線)運休とされていました。
復旧には時間がかかるとアナウンスされており、23日の嵐山方面へのアクセスは制限されそうです。
京都「京福電気鉄道嵐山線」運休
嵐電(京福)「有栖川駅」東側で倒木が発生しています。
そのため、10月23日朝から、京福電気鉄道嵐山線は運休となっています。
公式サイトに情報はなかったのですが、朝から地元の人の間で話題になっており、場所は不明ながらも・・・・
「有栖川だよね」
などと話していました。
ということで、嵐電「有栖川駅」へ様子を見に行ってきたのです。
駅につくと「台風21号の影響で、帷子ノ辻駅~有栖川駅間で倒木、全線(嵐山線)運休」と告知されていました。
ホームの先では、かなり大きな木の撤去作業が進められていましたが、まったく対処しようがないような感じになっています。
有栖川駅 倒木の様子
嵐電(京福)の倒木場所は「有栖川駅(ありすがわえき)」のすぐ東側で「神の木弁財天」の大きな木です。
10月23日11時時点で、撤去作業は進められていましたが、まだ線路上に木が倒れている状況でした。
かなり時間がかかるとアナウンスされており、23日の嵐山方面へのアクセスは制限されそうです。
なお、広沢池から鳴滝までの府道29号線や仁和寺から原谷へ向かう林道も通行止めになっているなど、交通事情がよくありませんのでご注意ください。
ご神木が根元から鳥居とコンクリごと倒れた状況
今回の台風21号では、その前からの連日の降雨で地盤が緩んでいたことと、台風による大雨と大風が、軟弱な地盤に影響したことで京都市内各地で大きな木が倒れるという事態になっていると思われます。
この神の木弁財天でも、地面のコンクリが盛り上げるように根本から倒れています。
なお、京福嵐山線は15時には復旧して運行再開しています。
嵐山・渡月橋の状況(2017年10月23日 11時頃)
2017年10月23日 11時頃の京都・嵐山も渡月橋のある桂川が増水して泥水となっています。
雨は強くなく、時折晴れ間も見えるのですが、曇り空であることも多く、観光客はまばらです。
京都府道29号線では一部で倒木が見られ、復旧作業をしているなどしています。
車の運行にはさほど問題はありませんが、裏道などは「通行止め」になっているところもあります。
そのため、渋滞でも大きな街道を走る方が良い結果となっています。
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町