今回の「京都案内」は、左京区の久多エリアの近く、滋賀県大津市に最近出ているローソンの移動販売です。いわゆる「移動コンビニ」ですが、夏の渓流釣りのシーズンということもあるのか、夏からローソンが専用販売車を使って山間集落の同じ場所で簡易コンビニを出しているのです。
周囲にまったくコンビニのないエリアなのですが、店舗を持つには人口が少ないエリアなので、こういった販売方法が有効なようです。
滋賀県大津市の秘境、葛川にあるローソンの移動販売
このブログでは「京都」だけではなく、滋賀県も頻繁に訪問しています。
特に山間部の「朽木」エリアはよく行くのですが、最近そこで見かけるものがあります。
それが「コンビニの移動販売」です。
秘境の温泉街で一度だけ「セブンイレブン」のを見たことがあるのですが、「ローソン」の移動コンビニを見たのは行動範囲でもここだけです。
場所は、葛川梅ノ木町にあった「コーヒー亜矢」さんが更地になった所で、隣のガソリンスタンドが最近なんかシャレオツになってたりする場所です。
葛川梅ノ木町の中心部と言える場所ですが、葛川梅ノ木町は国道367号沿いにしか人家がない集落です。
ただ、このあたりは広大な安曇川(あどがわ)が流れており、このエリアのみならず今の時期は「アユ・イワナ・アマゴ」の渓流釣りが行われ、そういった釣り人の需要はあると思われます。
ローソンの移動コンビニ
販売されているのは、乾きものとか日用品が基本みたいですが、冷蔵庫もある移動販売車です。
この場所は、北は朽木の道の駅まで11kmは北上しないとコンビニはありませんし、南は大原もしくは大津市街まで出ないとコンビニがない立地です。
そのため、高齢者による買い物難民が当然出てしまうのですが、ここに移動販売があれば買いに来ることもできるはずです。
この移動販売は常駐なので利便性は高い珍しい事例です。
他地域では、時間を決めて訪問するという事例で、補助金事業などを活用したり、地域の事業者と連携して行っていたりもします。
滋賀県大津市葛川梅ノ木町222−22