今回の「京都案内」は、京都にしかない野菜「はたけ菜(畑菜)」を入手してきたので紹介したいと思います。はたけ菜(畑菜)は毎年2月の初午の日(はつうまのひ)に京都では辛し和えにして食べる(邪気払い)という風習があります。
流通量は少ないですが、実際に「はたけ菜」を入手してきました。
京都で『初午の日』(はつうまのひ)に食べる京野菜といえば?
今年は2月12日に『初午の日』(はつうまのひ)があり、伏見稲荷大社では『初午祭』が開催されます。
2018年 2月7日
伏見稲荷大社では縁起物の授与などもあるという春の一大イベントですが、京都では古くから、この日に「はたけ菜(畑菜)」を食べる風習もあります。
はたけ菜は「アブラナ」に属する野菜で、京都の伝統野菜です。
京都の伝統野菜 はたけ菜(畑菜)とは何か?
京都の伝統野菜「はたけ菜(畑菜)」は2月の初午(はつうま)の日に「からし和え」で食べる風習があり、食べることで邪気払いができると信じられてきました。
実はこの野菜は京都にしかない野菜とも言われています。
普段から食べられるお野菜ではなく、この時期になると京都の八百屋さんで扱われます。
今回は一束150円で入手してきました。
味は少々苦みと青臭さがあるのですが、比較的クセのない味わいの野菜です。
ただし、少々保存に難があるので京都でもあまり見かけることはないと思います。
というのも・・・・
速攻でひなびていくのです。
すぐに傷んでしまうことから、八百屋さんでもあまり扱わない京野菜なんです。
でも、次の日曜日は邪気払いではたけ菜(畑菜)の辛し和えなどを食べてみるのも良いかもしれません。
ぜひ、京都の八百屋さんで探してみてください!