若い子には「仁徳天皇陵」は通じない・・・らしい

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日本には多くの墳墓が残っており、天皇陵と呼ばれるものがあります。しかし、多くの場合それは実証されたものではなかったり、墳墓に見えるけど実は「火葬塚」と呼ばれるものだったり、候補がいくつもあったり、「仁徳天皇陵」だと思っていたけど実は違ったとか(笑)、いろいろあります。

今日はそんなお話です。記事としては「京都秘境ハンター」シリーズに近いです。

多くの天皇陵は本当に天皇陵なのかわからない


京都の御室(龍安寺のある付近)には多くの天皇陵が残っています。しかし、天皇陵と言われているだけで(真実)、そこが天皇陵である確証(事実)は多くの場合ありません。

あくまでも「この付近にあった」という記録や言い伝え(真実)があり、そこら辺にある墳墓を「~天皇陵」だと定めたに過ぎないのです。

例えば、仁和寺の南にある「光孝天皇陵」などもそうです。

光孝天皇陵と参考地

現在、宮内庁により「光孝天皇陵」と定められているのは、仁和寺の南にある天皇陵です。

京都府京都市右京区宇多野御池町8

古墳などは記録に残っていたとしても、それが現在ではどの場所なのか正確に限定することは難しく、諸説があることが多いのですが、宮内庁ではそういったことを考慮しながらも「ここが天皇陵ね」と定義している天皇陵がたくさんあります。

この「光孝天皇陵」のもそのひとつで、実は「光孝天皇陵」には参考地と呼ばれる場所もあるのです。

参考地」というのは候補のことです。

光孝天皇陵参考地(御室陵墓参考地)


2015-06-26_031631

かなりマニアックで地図にも掲載されていませんし、宮内庁HPにも記載されていませんが「光孝天皇陵参考地」というのがあります。

2015-06-26_031846

場所は「光孝天皇陵」を北に行くと「宇多天皇陵参道」があり、その途中の畑の裏にヒッソリとあります。

正確には「御室陵墓参考地」と呼ばれます。

京都府京都市右京区御室大内

「参考地」以外にも、実際には天皇陵ではない「火葬塚」という場所も実際には定義されていたりして、地図に掲載されていなかったり、宮内庁HPにも非掲載で、よっぽどのマニアでもないと行かない墳墓は結構あったりします。

一条天皇火葬塚・三条天皇火葬塚

「火葬塚」というのはあまり聞かないと思いますが、天皇陵の近くに「ここ火葬した場所ね」と墳墓らしきものを定義した場所があったりします。

地図には掲載されていませんが、あのアンダーグラウンドで知られる「衣笠開キ町」のすぐ脇の鏡石通に「一条天皇火葬塚・三条天皇火葬塚」があります。(同一場所です)

京都府京都市北区衣笠鏡石町

「火葬塚」といっても、他の天皇陵と変わらないもので、なにが天皇陵でなにが火葬塚なのか見た目ではわかりません

しかし、そこに「墳墓」(火葬塚)があり、そこらへんに天皇陵があるという記録や言い伝え(真実)があり、考古学的なものを考慮して、そこが「~天皇陵」とか「~火葬地」とか「~参考地」と定義されているのです。

多くの場合、実証(事実)されていないことが多いのが実情です。

こういった事例はみなさんもよくご存じの世界最大級の墳墓とされる大阪の「仁徳天皇陵」でも当てはまります。

実は、最近では教科書でも「仁徳天皇陵」とは言われないのです。

「仁徳天皇陵」は、現在の教科書では「大仙陵古墳」と記載される

大阪にある日本最大の前方後円墳といえばなんでしょうか?

答えは・・・・「仁徳天皇陵」ではないそうで

今では教科書でも「大仙陵古墳(だいせんりょうこふん)」と呼ばれているのです。

Googleで「仁徳天皇陵」と検索しても、現時点でヒットするのは「大仙陵古墳」です。

というのも、宮内庁では「仁徳天皇陵」としていますが、考古学上ここがそうであることを証明できておらず、むしろ否定的な意見が多いことから、世界最大級といわれ教科書にも記載されていた「仁徳天皇陵」は、現在の教科書では「大仙陵古墳」と記載されるようになっているのです。

だから若い子には「仁徳天皇陵」は通じないのです(笑)

みなさん、気おつけましょう。

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