【地元で破産】京都うどんミュージアム、その理由と原因(2015/3/5、一般財団法人「うどんミュージアム」が自己破産)

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このブログでも何度か紹介した「京都うどんミュージアム」さん。しかし、自己破産してしまいました。

3/5付で京都地裁に自己破産を申請して、破産手続き開始決定となりました。負債額は約8千万円。

3/5、京都うどんミュージアムが破産

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うどんミュージアムは、2012年(平成24年)10月に発足しました。

2014年秋には「大阪うどんミュージアム」もオープンさせるなどして、テレビでも紹介されていましたが、いまいち入りづらい入口で、目立たない上に、京都でウドンかねという話でもあり、2015/3/5で自己破産を申請してしまいました。

京都府京都市東山区祇園町北側238-2
営業時間:11時~22時
定休日:年中無休
URL:http://udon.mu/

大阪府大阪市中央区西心斎橋2丁目17−3 アーク心斎橋WEST(2・3階)
URL:http://udon.mu/osaka-minami

※HPは3/10 23時に突然つながらなくなりました。

京都という観光地で、日本中のウドンが食べられるというコンセプトは外国人にはよかった(特に西洋人)かもしれません。

しかし、流行ってないなという感触と、経営手法やWeb展開の仕方が、人不足か力不足かわかりませんが、きちんとできていない印象がありました。

あなたは観光で、この立地最高(祇園の繁華街)な場所で、ウドン食べたいですか?

この場所だと、隣の「壹銭洋食」に相乗りできるどころか、客取られかねません。

そういう意味では、最高経営責任者の考え方に問題はあったのだと思います。

「京都うどんミュージアム」Web展開の仕方がズサンだった感が・・・・


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Webサイトですが、この「京都で全国の味が楽しめる」というコンセプトであれば、明らかに対象は外国人です。それも、西洋人のはずです。

なのですが、Webサイトの右端にあるのは、外国語専用ページではなく、機械翻訳なのです。この時点で終わっている感を前々から感じていました。

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翻訳できるのは青丸部分だけです。

わたしこと、フード担当は、旅行業界にもいたのですが、Web業界も長く、旅行会社でもWeb担当をしていました。

その経験でいえば、画像を多用して、見た目で訴求力を得ようとする経営者は多いですが、その方法では「ネットはただのチラシでしかない」と説得するのに苦労した経験がたくさんあります。

ネットにページ公開すれば、多くの方が見てくれると思う方も多いのですが、普通にお店オープンして、Webページを立ち上げても、普通はアクセスなんて1日数人です。

大事なのは、どれだけ検索エンジンにヒットするかと、Web以外のプッシュメディア(テレビ・雑誌)で露出できるかにかかっています。

そういう点でいえば、Webは「SEO最適化」して、外国人相手なら「外国語専用ページ」を用意して、外国語のサーチエンジンに検索結果が表示されなければならないのです。

だから、Googleの機械翻訳をWebに組み込むだけではなく、専用言語ページをつくらないといけなかったのです。

まともなWeb担当なら、その点はついてくるでしょう。しかし、経営者がダメだとゴリ押しで、見た目だけのページが出来上がることがあります。

うどんミュージアムのWeb担当者に応募しようと考えていた時期も(笑)


うどんミュージアムは、2012年(平成24年)10月に発足しました。その前に、ちょうど私は転職先を探しており、その時に「うどんミュージアム」の募集が目に入りました。

結局は、応募もしなかったのですが、その時には随分と「良いWeb担当者を採用したい」という気迫が伝わってくる募集だなと感じました。

でも、結局出来上がってきたのは、ごちゃごちゃしたWebサイトで、うーんと思ったのを思い出しました。

「一般財団法人うどんミュージアム」は、なるべくして自己破産したといえるのかもしれません。

もともと高単価だった「京都うどんミュージアム」


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このブログでも過去に記事にしていますが、内容はあまり好意的とは言えませんでした。

その時に値段について触れましたが・・・・

食事どころでは、お値段はさまざまなのですが、多めが1100~760円くらいで、少な目で760~450円となっています。

多め(いわゆる普通くらい)で1000円前後、少な目で700円前後でした。

普通のうどん屋も高いですが、うどんは関西でも「業務スーパー」でひと玉15円だし、高くて外で食べるにも限度があります。

せっかく、うどんミュージアムに来たのに、いろいろな味が楽しめない単価の高価格設定という話になっていたわけです。

その後、「女性に大人気!お客様の78%が若い女性」というキャッチを入れたり、「女子会」プランや、夜の食べ放題などのプランを打ち出しますが、そもそもそれは日本人向けじゃないのかという話で、市場分析すらもできていなかったという話です。

世の中、商売では「女性に大人気!若い女性に大人気!」と書けば良いみたいな風潮もありますが、そういうのは、おしゃれなもの限定です。

そのコピー使うなら、まず商品をおしゃれにして、(店は少しおしゃれだったので)もっとお店のおしゃれさをアピールすべきだと思われました。

地元の事業が破たんするのは悲しいことです


このブログは京都のブログです。

だから、京都のお店も多く紹介しますし、京都の記事も多いのですが、いずれも地元のお店なり会社なりががんばってもらいたいという気持ちで書いています。

地元の事業が破たんするのを見るのは、とてもツライことです。

京都では、色々と助成金などを得て、新規事業なども行われます(安倍自民党で減った気もしますが)。

でも、なんか上手にやっているところが少ない気もうすうす感じています。

予算に「広告宣伝費」が入ってないとか、そういうこともあります。

経営コンサルも身分や友達関係で決めたような事例もあります。

でも、経営はそうじゃないはずで、ちゃんと仕事のできる方を呼ぶなどして、計画的にやるなど、そういう基本的な方面からしっかりとしていかないと、京都はダメなんじゃないかなって思うことがあります。

関連記事

全国のうどんを紹介、販売する施設を京都市東山区祇園で運営していた一般財団法人「うどんミュージアム」(高屋友明代表理事)は10日までに、京都地裁に自己破産を申請し、破産手続き開始決定を受けた。負債額は約8千万円とみられる。
申し立て代理人などによると、同法人は2012年10月に設立された。東山区大和大路通四条上ルで飲食店兼博物館「うどんミュージアム」を同年12月に開設し、各地のうどんの歴史や食べ方を展示したり、実際に提供したりしていた。14年3月期には売上高約1億円を計上していた。
うどん検定などのイベントも開催したが、売り上げが低迷。昨年末に大阪市内で開店した2号店も振るわず、事業継続を断念した。京都店は2月24日で閉店した。

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