【産寧坂の高へい造り】京都で勃発した「伝統的建造物を古い状態に戻せ」という行政執行

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京都に限りませんが「古いものをわざと残す」という風潮があります。

たとえば、言葉なんかは時代と共にまったく違うものに変化しますが、まるで「言葉狩り」かのように「使い方が間違っている」とか「正しい日本語ではない」ということを言う方がいます。

「文化を残す」といいますが、今現在のものも「文化」です。使わなくなった文化はどんどん消え、新しく使われる文化が出てきます。いちいち古いものを「残さなきゃだめだ」と言っていては、いつか文化は先に進めなくなります。

なーんて、エラそうに書いてますが、要するに「つかわねー古いものをわざわざ残してどーすんねん!」ということです。そういうものは自然の流れに任せておけばいいのにと思うわけです。

京都で勃発した「古い状態に戻せ」という行政執行


11/26、京都市は清水北側の「産寧坂」にある「伝統的建造物」を勝手に改造(窓追加)したとして行政執行するという事態が起きました。執行されたのは「針金細工HappyBicycle」というお店です。

店頭にはショーウィンドウが設置されており(右側)、中の作業風景が見られる構造になっています。また、壁にカウンターを設置(中央?)したことも違反だとされています。

これが、京都市から「市伝統的建造物群保存地区条例違反」として行政執行されるというのです。

  • 2013/7、行政指導
  • 2014/6、是正命令
  • 2014/11/26、原状回復の行政代執行を行うことを通告
  • 2014/12/10、行政代執行

現状の店舗の経営者と所有者は別人です。

カウンター部分は経営者が設置したもののようで、これは外すことで納得しているみたいです。

しかし、ショーウィンドウは「所有者が市の許可をもらったと聞いている」として、細工実演を見てもらうのに必要と主張しています。

針金細工HappyBicycle
京都府京都市東山区八坂上町368−2

なにが「伝統的建造物」なの?


で、これの何が伝統なのか?

という話なのですが、「高へい造り」(大和棟、高塀造)という、塀と家(屋根)が一緒になった建築物のことを言います。

上でみると、屋根の下に壁がありますよね。それが、家の壁ということではなく、塀も兼用しているという造りを「高へい造り」と呼んでいます。

ここが、伝統的だというわけです。

隣の建物なんかはまさにそうですね。

これ、京都だと見かけますが、奈良にもあります。

要するに、京都はそういうイメージの観光都市なんだから、勝手に景観を今風にすんじゃねーという、例の看板問題と大差のない話です。

この問題、観光都市京都だから仕方がないのですが、これが観光もへったくれもない他の町だったら○カらしいにもほどがあるというものです。

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