2017年12月24日の京都は午前中から「全国高校駅伝 2017年」が開催されており、10時~15時頃まで「国道9号~西大路通~東大路通」は通行規制(通行止め)になりました。そのため、西大路通を越えることができずに国道9号が大渋滞するなどの状況となっていました。
今回は「今出川通(北野天満宮~百万遍)、東大路通(百万遍~四条)、四条通(四条~西院)」を通ったので混雑状況をレポートします。
全国高校駅伝の様子 2017年12月24日
2017年12月24日、京都では師走の名物「全国高校駅伝 2017年」が開催されました。
スタートとゴールは「西京極陸上競技場」で、午前中に女子の部、午後は15時頃まで男子の部のマラソンが行われ、結果は「佐久長聖(長野)」が2度目の優勝となっています。
それは「おめでとう」と言うべきことではありますが、別視点から見れば、京都市民の移動に大きな支障が出ているイベントでもありました。
京都の街中では、午前中から交通量の多い大通りが「通行止め」になるなど普段の生活に支障が出るほどの渋滞となっていたからです。
京都は国道9号~西大路通~東大路通で大渋滞
当日は、北大路通から国道9号線までの南北の範囲で京都を移動中だったのですが「東大路通、西大路通、国道9号線」でランナーが走っている間は信号が赤のままで一切動くことができなくなりました。
上の写真は、交通量の多い「国道9号線」ですが、西大路通と交差する「西大路五条」では東西移動が一切できなくなくて渋滞となってしまっている様子です。
迂回するにはかなり距離を移動しなければならないのですが、迂回せざるをえない状況です。
そこで、裏道から南へ移動を開始したのですが、他の道も混雑しているという有様でした。
西大路通はお昼から15時頃まで「通行規制」で東西移動が非常に困難だったのですが、上の写真は「四条通」から「西院駅」方面を見た写真です。
一番奥の赤信号が西大路通ですが、赤のまま市バスも移動できなくなっています。
京都の観光は閑散期とはいえ、市バスは市民の足であるため、京都市内の移動にかなりの影響が出ているようでした。
少し時間を遡りますが、13時頃に「今出川通~東大路通~四条通」と移動したところ、ちょうどランナーがほぼ通り過ぎたタイミングだったのか移動はスムーズでした。
しかし、四条通から西大路通をどうしても越えることができず、迂回のために南下したのですが「国道9号」より南の「七条~八条通」まで行かなければ迂回すらできないという事態になっていたのです。
四条通から北へ行くために「西京極」を経由という異常事態
スタートとゴールが「西京極陸上競技場」なので、それより北での京都市内の移動は非常に時間がかかるというのが、2017年12月24日という日の出来事でした。
結局、西院から西大路通を西へ行くために「西京極陸上競技場」のある西京極駅より南を迂回するということになりました。
もちろん「全国高校駅伝」も大事なイベントですし、京都は碁盤の目のような道筋になっているので迂回はなんとかなりますが、さすがに「国道9号~西大路通~東大路通」が交通規制になると大渋滞になるというのが分かる日でもありました。
いや、道が「碁盤の目」だからこそ「どこにも行けない」という状況というべきでしょうか。
こういう日は、京都で車移動するのは非常に困難なので、事前に個々人で対策は考えておくべきでしょう。