北野天満宮で12月13日から大福梅の授与開始

北野天満宮で12月13日から「大福梅」の授与が始まっています。大福梅は無病息災を願って正月にお茶に入れて飲む梅干しのことです。北野天満宮では境内で梅を育てて夏に土用干しした塩漬けの梅を毎年師走に縁起物として授与しています(700円)。

他にも「守護縄お屠蘇(おとそ)、祝箸ことはじめセット」があるので価格や内容をまとめました。

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北野天満宮で12月13日から大福梅の授与開始


京都の北野天満宮で大福梅の授与が2017年12月13日から授与開始

京都の北野天満宮で大福梅の授与が2017年12月13日から授与開始

京都の北野天満宮

大福梅の授与が2017年12月13日から開始

されています。

梅は新春に咲くことから1年の始まりを意味し、縁起物としても知られていますが、北野天満宮では菅原道真が梅を愛したことから毎年梅を干して師走に授与しています。

北野天満宮の境内で育った梅を8月から塩漬けにしたもので、土用干しした「大福梅」です。

梅は8月から干していたものです(2017年8月27日撮影)

梅は8月から干していたものです(2017年8月27日撮影)

梅干しの準備は8月頃から行われていました。

上の写真は、夏に撮影した今年授与されている北野天満宮の縁起物「大福梅」の土用干しの風景です。

この時に干していたものが師走に授与されています。

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北野天満宮の縁起物「大福梅」とは


北野天満宮の縁起物「大福梅」(広報誌より)

北野天満宮の縁起物「大福梅」(広報誌より)

北野天満宮の縁起物「大福梅」の価格というか「初穂料」は700円です(1袋6粒)。

北野天満宮境内で春に咲いた梅の実を夏前に収穫して塩漬けにしたもので、夏には「土用干し」をして作っています。

平安時代に梅をお茶に入れて飲む風習があり、正月にはこの梅を入れたお茶を飲む風習があったそうです。

村上天皇がこの梅のお茶を飲んで病気が回復したことから「無病息災を願って正月に飲むもの」とされています。

授与は2017年12月13日朝8:30~(なくなるまで)ですが、12月14日でもまだ授与されています。

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北野天満宮の「守護縄」


北野天満宮の「守護縄」も授与されています

北野天満宮の「守護縄」も授与されています

他にも授与されているものがあり北野天満宮の「守護縄」も授与されています。

初穂料は500円で、小さなしめ縄(注連縄)です。

無病息災・交通安全のお守りとして、家に置いたり、飲食店などに飾ったりなどされます。

本来は「玄関」や「車」などにかけられることが多いそうで、お正月の風物詩になっています。

しめ縄は神様を迎え、魔除けとして飾られるものですが、北野天満宮では「守護縄」と呼んでいます。

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お屠蘇(おとそ)


北野天満宮 授与品のひとつ「お屠蘇(おとそ)」

北野天満宮 授与品のひとつ「お屠蘇(おとそ)」

授与品には「お屠蘇(おとそ)」もあります。

初穂料は500円で2パック入りです。

屠蘇(とそ)は「蘇という鬼」を退治する(屠る)ということで、邪気払いや無病息災で飲まれるものです。

授与されるのは生薬の入ったパックで、これを日本酒に漬けて「お屠蘇(おとそ)」としていただきます。

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祝箸


北野天満宮では師走の授与品ひとつ「祝箸」

北野天満宮では師走の授与品ひとつ「祝箸」

北野天満宮では師走の授与品に「箸」もあります。

初穂料は1膳200円で、見た目は慶事用のお箸になっています。

箸は両端が細くなっており、片方は人が使うもの、もう片方が神様が使うものとして分かれています。

これで「おせち料理」を食べて1年の加護を願うそうです。

これだけ授与は12月15日までとなっていました。

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ことはじめセット


全部入りの「ことはじめセット」3000円

全部入りの「ことはじめセット」3000円

ちなみに全部入りのセット「ことはじめセット」なるものも売られて・・・・いや授与されていました。

初穂料は・・・・

3000円です!

北野天満宮で12月13日から授与されています

北野天満宮で12月13日から授与されています

・祝箸(5膳)
・大福梅(6粒)
・お屠蘇(2パック)
・守護縄 (ひとつ)
・清め塩(ひとつ)

他にも「梅の枝 思いのまま」というのも初穂料1000円で授与されています。

駐車場もあるし、おひとついかがでしょうか?

京都府京都市上京区馬喰町
URL:http://kitanotenmangu.or.jp/