関東と関西「串カツと串揚げ」の違いは?

今回は「串カツと串揚げの違い」についてです。串カツといえばと聞かれて何を思い出すでしょうか?実は関東と関西で思い浮かべるものが違います。関東ではおやつやおかずで食べるものですが、関西では飲み屋で食べるものです。

また、関東では玉ねぎを使うものを串カツと呼んでいるのも関西とは違う点です。

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関東と関西では串カツ(串揚げ)は違うもの


魚介や野菜に肉を竹串にさしてパン粉で油揚げにした串揚げ、かつてブームになりました

魚介や野菜に肉を竹串にさしてパン粉で油揚げにした串揚げ、かつてブームになりました

もう随分と昔のことですが「串揚げブーム」というのがありました。

居酒屋的なお店で、客席には自分で串揚げを揚げるための油の入った小さいフライヤーがあり、1本100円くらいから色々な食材を油で揚げて食べて飲むというお店でした。

まだ、東京で住んでいた頃の話なので20年近く前だったかと思います。

大阪は通天閣の「串カツ」

大阪は通天閣の「串カツ」

京都で住むようになった2010年以降は、会社が終わってから四条烏丸にある安い飲み屋で串揚げを食べて帰ることがありました。

カウンターのみの飲み屋さんで、カウンターに置かれたソースには「二度づけ禁止」と書かれていました。

注文すると、お肉・野菜・魚介などの食材を竹串の先にひとつ挿して目の前で揚げてくれて、値段も安く1本100円未満からありました。

ただ、そこのお店では「串揚げ」を「串カツ」と呼んでいました。

関東の串カツと串揚げ


串カツって、普通はこれですよね?(肉と玉ねぎ)

串カツって、普通はこれですよね?(肉と玉ねぎ)

京都というか関西では、串揚げのことを「串カツ」と呼ぶことが多いなと思ったのはその頃でした。

というのも、私が食べていた「串カツ」というのとは違うものだったからです。

関東では串カツというのは「豚肉(牛肉)と玉ねぎを交互に竹串に挿してパン粉をまぶして油で揚げたもの」だったのです。

そして、串揚げというのは「お肉・野菜・魚介などの食材を竹串の先にひとつ挿して(細かい)パン粉をまぶして揚げたもの」だったからです。

関西の串カツと串揚げ


関西の串カツ、これは串揚げですよね?

関西の串カツ、これは串揚げですよね?

関東では「串揚げ」と「串カツ」には明確な違いがありましたが、関西では「お肉・野菜・魚介」などの食材を竹串に挿してパン粉をまぶして油で揚げたものを「串カツ」とか「串揚げ」と呼んでいるようでした。

また、関西では「細かいパン粉」を使用して、竹串の先に小さい食材が付いた食べ物だったというのが明確な違いでした。

関西では、お店の名前でも「串揚げの店」とか「串カツ専門店」とか呼び方は様々であり、串カツと串揚げで明確な区別は付けておらず、出される料理もまったく同じものだったわけです。

例えば、近所の北野白梅町に有名な「串八」さんという家族連れで行くような大きな和食店があるのですが、色々な食材を竹串に挿して油で揚げたものを「串カツ」と呼んでいました。

とおもったら、木屋町二条にあった老舗の「串大岩」さんでは同じものを串揚げと呼んでいました。

関東と関西の「串カツと串揚げ」の違い


新世界(通天閣~ジャンジャン横丁)では「大阪名物 串カツ」の店がたくさんある

新世界(通天閣~ジャンジャン横丁)では「大阪名物 串カツ」の店がたくさんある

さて、関西では一般的に串カツといえば大阪のものと思う方が多いようです。

特に「新世界」あたり(通天閣~ジャンジャン横丁)では、ノボリや看板に「大阪名物 串カツ」と書いたお店がビックリするくらいたくさんあります。

前述のように、関東で「串カツ」というのは「肉と玉ねぎを交互に竹串に挿してパン粉をまぶして油で揚げたもの」であって、例えばとんかつ屋さんに行くと定食にもあっておかずで食べたり、あとはパーキングエリアとかで揚げ物として売られている家庭的なものでした。

関西で「串カツとか串揚げ」というのは「色々な食材を使った居酒屋メニュー」で「お肉・野菜・魚介」などの食材を竹串に挿して(細かい)パン粉をまぶして油で揚げた飲み屋のメニュー的なものなのです。

まとめ


関西の串カツ(大黒ソースをかけて食べる)

関西の串カツ(大黒ソースをかけて食べる)

串カツ(関東) → お肉と玉ねぎを交互に竹串に挿してパン粉をまぶして油で揚げたもの
串揚げ(関東) → お肉・野菜・魚介などの食材を竹串に挿して(細かい)パン粉をまぶして油で揚げたもの
串カツ(関西) → お肉・野菜・魚介などの食材を竹串に挿して(細かい)パン粉をまぶして油で揚げたもの

ということで、関東と関西の「串カツと串揚げ」の違いについて書いてみました。

関東では「お肉と玉ねぎを交互に竹串に挿してパン粉をまぶして油で揚げたもの」が串カツ関西では「お肉・野菜・魚介などの食材を竹串に挿して(細かい)パン粉をまぶして油で揚げたもの」が串カツです。

関東では関西の串カツを串揚げと呼びますが、関西では「串カツ、串揚げ」の明確な違いはありません。

ただし、関西でも関東で食べていた「串カツ」は存在しており、それも「串カツ」と呼んでいます。

どうやら関西では明確に区別していないというのが実情のようです。

大阪では「ソース二度づけ禁止」です

大阪では「ソース二度づけ禁止」です

なお、関西ではカウンターの壺にソースが入っており、それに浸けて食べるのですが、これも関西独特の食べ方です。そのため、大阪では「ソース二度づけ禁止」とどこで食べても書かれています。

また、主に通天閣のある新世界あたりでは「串カツ」という名前で観光客向けのご当地グルメになっていて、昔ながらのお店では「キャベツ」が無料でお通しとして出てきます。

昔ながらの大阪の串カツ

昔ながらの大阪の串カツ

なお、大阪でも本来は豚肉を串にさしたものを「串カツ」と呼んでいました。

大阪の串カツは新世界の「だるま」さんという有名店が発祥(1929年)で、創業当時は豚肉を使ったものだったそうです。

それが時代とともに色々な食材が使われていくようになっていったのです。

でも、それをまとめて「串カツ」と呼ぶのは関西らしい点です。

前々から本ブログでは「関西は時短が基本」と書いてきましたが、食材に関係なく「串カツ」と呼ぶのは関西らしい発想です。

西成あたりでは、ホルモンを使ったものを「串カツホルモン」とか呼んでいるのを見たことがありますが、そういう面倒くさい呼び方は関西人には似合わないんだと思います。

大阪の串カツ SNSの口コミや評判(感想)


実食レビューや新店情報、テレビで紹介される商品や店舗などをまとめ、それを参考に商品開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。


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