滋賀県の比良(ひら)に絶品でものすごく美味しい卵がありました。その名も「比良の里卵」で中村養鶏場さんで作っているピロール卵のことです。この「比良の里卵」卵臭さが全く無いのに卵のコクがものすごい卵なのですが、これに島根県の特別栽培米「飯南米」を使い極上の卵かけご飯を作ってみました。
今回はこの滋賀県「比良の里卵」と島根県「飯南米」で絶品卵かけご飯を作るまでの材料を入手する方法を紹介します。
濃厚!絶品!幻のピロール卵「比良の里卵」を入手しよう
まず、極上の卵かけご飯を作るために「卵」を入手しましょう。
入手する卵は、滋賀県の比良(ひら)、中村養鶏場さんで生産している卵「比良の里卵」です。
これ以前紹介した「ピロール米」を食べて育った鶏が生む卵で「ピロール卵」と呼ばれるものです。
これが、いま一番うまい卵だと思います。
滋賀県「比良の里卵」はどこで買える?
この「比良の里卵」は前述のように滋賀県大津市南比良にある「中村養鶏場」さんで入手可能です。
中村養鶏場さんは、あの京都の老舗料亭「菊乃井」の卵を生産している養鶏場で、JR堅田駅の近くに「たまごや比良の郷」という卵かけご飯のお店もされています。
なお、比良の里卵は京都でも入手できて、京都市山科区の「居初米穀店」さんでも毎週木曜日に品数限定で入荷されていますので、比良まで行く必要はありません。
営業時間:8:30~19:30
定休日:日曜日
公式サイト:http://www.isomebeikokuten.com/
楽天通販:https://www.rakuten.co.jp/yamasina/
ピロール卵とは
ちなみに「ピロール卵」とはどのような卵なのでしょうか。
ピロール卵とはシアノバクテリアで土作りから始めて育てた米を飼料にした鶏の卵のことです。
以前の記事で紹介した「長嶋一茂も食べているピロール米」を飼料にした鶏から産まれる卵です。
ピロール農法という有機農法でもない無農薬農法でもない「36億年前から存在するシアノバクテリア」で土質を改善して農作物を栽培する農法です。日本語では「藍藻(らんそう)」と呼ばれるもので、36億年前から光合成を行い現在の地球の大気を作ったとされる偉大なバクテリアです。
・農薬不使用
・カルシウム・亜鉛・ミネラル豊富
・ビタミンB12が多く含まれる
・弱アルカリ性の米
島根の特別栽培米「飯南米」を入手しよう
次に、極上の卵かけご飯を作るために「飯南米」を入手しましょう。
入手する米は、島根県飯南町(いいなんちょう)で作られる減農薬米で「特別栽培米」と呼ばれる希少な米です。
ちなみに品種としては「コシヒカリ」です。
すぐ隣の「島根県奥出雲町」にも金賞を受賞した「仁多米(にたまい)」というのがあるのですが、それに似た味わいがするのにそれよりも安くかつ「特別栽培米」なのが「飯南米」です。
島根県「飯南米」はどこで買える?
島根県「飯南米」は前述した京都市山科区の「居初米穀店」さんでも購入可能です。
スーパーなどでは入手するのは難しいですが、こだわりの米穀店などへ行けば販売している可能性はあります。
飯南米は楽天通販でも比較的入手しやすく「5kgが送料込みで3800円」程度です。
上のリンクは「居初米穀店さんの楽天市場店」なので、今回紹介した「飯南米」と全く同じものです。
営業時間:8:30~19:30
定休日:日曜日
公式サイト:http://www.isomebeikokuten.com/
楽天通販:https://www.rakuten.co.jp/yamasina/
島根県飯南町の「飯南米」が旨い理由
飯南米の産地である島根県飯南町は標高1000m級の山に囲まれた寒暖差が激しい(±14℃)という環境で育つ米です。
そこで慣行栽培ではない特別栽培(農薬・化学肥料を5割以上減)で育てた米が「飯南米」です。
また、この地域では江戸時代から「たたら製鉄」が行われてきたのですが、砂鉄を採取するために開墾した土地は田んぼに使われてきました。鉄を含む土壌では稲の根を痛める硫化水素の発生を抑えられるので稲が健全に育つと言われています。
飯南町では、今でも鉄の散布を行って栽培されているので健康な稲が育つのです。
・周囲を1000メートル級の山で囲まれているためミネラル豊富な水で育つ
・飯南町では家畜業が盛んであるため良質な堆肥を使うことができる
・鉄を含む土壌で育てることで稲が健康的に育つ
滋賀県「比良の里卵」と島根県「飯南米」で絶品卵かけご飯を作る!
では、滋賀県「比良の里卵」と島根県「飯南米」で絶品卵かけご飯を作ります。
レシピも調理法も書くほどのものではないので、いきなり出来上がり写真を見てください。
滋賀県「比良の里卵」は卵臭さが全くないのに「濃厚」という卵なので、卵かけご飯が苦手な方でもなんの問題なく食べることができます。
島根県の「飯南米」と組み合わせることで、旨さが倍増します。
しっかりとした米粒感をもち、かつ適度な粘度でベチャっとならないのでオニギリにして冷めても美味しいお米ですが、温かいままで卵かけると何杯でも食べられる極上の卵かけご飯になります。
なんというか「体に染み入る米」というと分かりやすいでしょうか。
お米の味がシッカリとしているお米が「飯南米」です。
まとめ
ということで、今回は滋賀県「比良の里卵」と島根県「飯南米」で絶品卵かけご飯を作ってみました。
どちらの材料も、京都市山科区の「居初米穀店」さんで入手可能です。
卵臭さが一切ないのに濃厚な「比良の里卵」を島根県の「飯南米」という特別栽培米と組み合わせることで、絶品卵かけご飯が完成するのです。
この組み合わせ、かなりオススメなので「絶品卵かけご飯」を食べたい方はぜひ材料を揃えてチャレンジしてみてください。