1月29日放送『林先生が驚く初耳学』で「節分で鬼が恐れる名字」が紹介されます。これは京都の「一条戻橋(一条戻り橋)」の伝説「渡辺綱の鬼退治伝説」のことだと思われます。
では「渡辺綱の鬼退治伝説」とはどのようなものなのでしょうか?
節分で鬼が恐れる名字?
1月29日放送『林先生が驚く初耳学』の予告に「節分で鬼が恐れる名字?」との予告がありました。
他にも「節分に豆まきをしなくて良い名前の秘密」とも書かれています。
節分で鬼はいいとして、鬼が恐れる名字というのは妙な話です。
実は・・・・これは京都も関係しているとある伝説を紹介すると思われます。
その伝説とは・・・・
「渡辺綱の鬼退治伝説」
と云います。
渡辺綱の鬼退治伝説とは?
有名なのは京都の「一条戻り橋」で、渡辺綱(わたなべのつな)が鬼退治をしたという伝説があります。
これは後に歌舞伎の演目にもなり「一条戻り橋 → 羅城門(羅生門)」に置き換えて演じられるようになりました。
・京都には渡辺綱(わたなべのつな)の鬼退治伝説がある
・ひとつは「一条戻橋」での鬼退治
・もうひとつは「老ノ坂」での酒呑童子退治(※実際は盗賊退治)
姥の手掛け石 宮城県の姥ヶ懐(うばがふところ)に残る伝承
この京都の説話は、実は京都だけの話ではなく宮城県にも及びます。
渡辺綱によって腕を取られた鬼はなんとか逃げることに成功するのですが、渡辺綱は腕を持って、鬼を探す旅に出るのです。
その時に鬼を探して行き着いたのが「姥ヶ懐(うばがふところ)」というところです。
鬼はおばあさんに化けて、渡辺綱を騙して腕を取り戻して逃げるのですが、その際に川にある石に手をついたという伝承が残っています。
それが・・・・
「姥の手掛け石」です。
現在の宮城県村田町にあたります。
節分で鬼が恐れる名字は「渡辺」
ということで、節分で鬼が恐れる名字は「渡辺」であるというのが、1月29日放送『林先生が驚く初耳学』で紹介されると思われます。
しかし、「姥の手掛け石」伝説ですが、実際には別の話であったとの話もあります。
渡辺綱は現在の埼玉県鴻巣市に生まれたとされるのが通説ですが、「姥の手掛け石」がある宮城県村田町では「幼少の渡辺綱を背負った老婆が水を飲もうと川の石に手をついたら手形が残った」という口承も残っています。
宮城県柴田郡村田町小泉道端8
初耳学 1/29 予告
初耳学 1/29 予告は以下の通りです。
“酒蔵の息子”佐々木蔵之介がテレビ初披露!驚きの発酵学★実演販売スグにマネできるプレゼン術★節分で鬼が恐れる名字?★東京下町の最高級ネギ専門店★バレーボールの謎
全国1億3000万人から募集した選りすぐりの知識を林先生に出題。 ★佐々木蔵之介…実家は造り酒屋!自身も大学の農学部でバイオテクノロジーを勉強、“発酵”にまつわる知識で対決! ★土井善晴…これまで“食”の知識で22勝!日本の食文化に欠かせない“味噌”の製造工程に関わる驚きの秘密とは?★レジェンド松下氏…1日1億8000万円を売り上げる実演販売のスペシャリスト!その話術の極意を林先生が徹底解明!☆人気の巻き寿司「ネギトロ」にまつわる驚きの真実。 ☆広島がシェア日本一を誇る“バレーボール”と江戸時代の武士との意外な関係? ☆節分に豆まきをしなくて良い名前の秘密… など、知れば誰かに話したくなる知識が続々登場!!はたして、“初耳学”に認定されるのは!?