海に浮かぶお菓子工場 給糧艦 間宮 まみや

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2015年12月2日放送のNHK『歴史秘話ヒストリア』は予告の時点で大きな話題となった「給糧艦 間宮」がテーマとなっています。「給糧艦 間宮」に海軍のアイドルとか海に浮かぶお菓子工場というキャッチがついていますが、当時では大変人気のあったお菓子や食糧を戦地に運んできてくれた船のことです。

戦地ではまともにお菓子どころか食べ物もままならない生活が続きます。そんな場所に母国の味を届けてくれる船が来たら、そりゃ人気になるのも当たり前です。

お菓子が戦地にやってきた 歴史秘話ヒストリア


12/2放送NHK『歴史秘話ヒストリア』は、海軍のアイドル・給糧艦間宮」が取り上げられるということで、先週の予告から話題になっています。

最近では甘味処 間宮の方が有名ですが、戦地の兵士達にお菓子を届けるという給糧艦のお話です。この間宮は艦内にお菓子工場がある「海に浮かぶお菓子工場」です。

海に浮かぶお菓子工場・給糧艦 間宮

当然ですが、戦争では燃料・弾薬以外にも食糧が必要です。

それを供給する艦船が「間宮」で、艦内には多くのキッチンと料理人が乗船していました。

そして、給糧艦 間宮は、海に浮かぶお菓子工場と言われるように、船そのものがお菓子を製造できる施設になっていました。

食パン
アイスクリーム
ラムネ
モナカ
饅頭
羊羹(間宮羊羹)
こんにゃく
豆腐
油揚げ

放送では「アイスクリームウリザー」などの言葉も出てくるみたいです。(アイスクリームフリーザー、つまり冷蔵庫のことだそうです)

海軍のアイドル・給糧艦 間宮

この「間宮」は当時の海軍では、お菓子などを供給してくれる船ということで一番有名で人気があったそうです。

戦地では、お菓子どころか普通に食事することもままならない生活がずっと続くのです。普通の生活を送ることもできないし、正常な精神状態ではなかなかいられないのが戦場というところです。

そこに、食糧とくにお菓子を運んでくる船が来るといったら大ニュースになるのは当たり前です。

旧日本海軍の給糧艦


旧日本海軍では、特務艦という直接戦闘には参加しない作戦支援を主任務とした艦船に分類されています。

史実では就役した給糧艦は4隻あって、「間宮」と「伊良湖」と「野埼」「鞍埼」が就役していました。

艦これでも「間宮」と「伊良湖」が出てきますが、史実でもどちらもお菓子を製造できる船でした。

間宮(食糧供給)
伊良湖(運送艦)
野埼(漁船、冷凍庫を装備)
鞍埼(貨物船)

特務艦には、岬や海峡などの名前が付いています。「間宮」は海峡の名前です。元々は海峡の発見者の間宮林蔵から取られているわけです。

伊良湖は岬の名前です。伊良湖岬(いらごみさき)というのが愛知にあります。

現代の補給艦 おうみ


もちろん、今の自衛隊にも給糧艦はあります。

補給艦「おうみ」です。(護衛艦隊第1海上補給隊所属)

非常に大きい船で、全長200メートルにもなります。

給糧艦 間宮の最後


給糧艦 間宮は昭和19年12月20日にマニラ沖でアメリカ海軍の潜水艦により攻撃を受けて沈没しました。

今のアメリカ大好きな人々には分からないと思いますが、アメリカという国の攻撃によって多くの日本人が亡くなっています

日本の国土も、多くの都市がアメリカの大規模空爆で焼け野原になったのです。

間宮 昭和19年12月20日 マニラで沈没
伊良湖 昭和19年9月21日 マニラで大破

戦争も兵器も美化するものではありません


戦争というのは理由はどうあれ「あってはならないもの」です。

自国が戦争に巻き込まれれば、普通の生活をしていた方も戦争をするハメになります。

24時間365日連続で自分を狙う銃弾や爆撃、そして恐ろしい敵国人が襲ってくるのが戦争です。

とても尋常な精神状態ではいられないのが戦争なのです。

私も戦史や兵器の類いは昔から興味がある方ですが、戦争の悲劇や苦しみからも目を背けないようにしてきました。

なぜなら、戦史マニアや兵器マニアの一部に「戦争や兵器がカッコイイ」とか「日本軍は勇ましい」とか「英霊がなんとかかんとか」などと言う連中がいたことに大きな疑問を感じたからです。

軍隊が必要なのは国家として仕方の無いことですが、戦争を美化や賛美する風潮には長年疑問を持ってきました。

昨今、なぜかアメリカ寄りで保守を名乗る連中が、仮想敵国をまるで戦争中かのように憎悪し、その相手国の誹謗中傷や、過去の日本の行いを美化しようと躍起になっている連中がいます。

アメリカも勝手に「あいつは悪だ」と決めつけ、大軍を派遣し他国を攻め滅ぼすことを今でもしている国ですが、時の安倍政権は憲法九条の「解釈変更」という反則技を繰り出してまで、そのアメリカと一緒に戦争できる状態にもっていきました。

まるで、かつての前大戦が起きた時のような時代になっているのが今と言えます。

今回、番組制作を担当した『歴史秘話ヒストリア』のプロデューサーも相当な旧海軍のファンとのことですが、今の風潮に乗った番組作りにだけはなってもらいたいくありません


「歴史秘話ヒストリア」で紹介されたお店の場所などを確認しています。地元の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。


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