3/22の『netgeek』さんの妙な記事「Suicaインフレ仮説」

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3/22の『netgeek』さんで、妙な記事が公開されました。

タイトルは「【Suicaインフレ仮説】Suicaにチャージした分のお金はこの世から抹消しないとダメじゃないの?」という記事です。

『netgeek』さんの間違い


okane

経済担当です。というか政治担当です。

貨幣の流通量は政府の指示で日銀がコントロールしているのに、Suicaに1000円入れると手元のSuciaと機械の中のお札で倍の2千円の価値が発生してしまう…。
これではSuicaのせいでインフレ状態になってしまうのではないか。よく分からないけど直感でおかしい気がする。
(中略)
ゴールドマン・サックスあたりの外資系金融は物凄く頭のいい人達が高度な知識を利用して世の中の矛盾を突くことで金儲けをしている組織だ。このままでは日本の将来が心配で眠れない。Suicaインフレ仮説、どなたか納得のいく説明をしたうえではっきりと否定してほしい。

JRのSuicaに1000円チャージすると、カードに1000円の価値が生まれ、吸い込まれた機械の中にある紙幣1000円で、2倍の2000円の価値が生まれるということで、インフレの危機を煽っています。

根本的に勘違いしています。

まず、「電子マネー」は貨幣ではありません。あれは「ポイント」です。

紙幣:日銀が発行するもの
通貨:政府が発行するもの

お金とは「紙幣」と「通貨」であり、それぞれ日銀と政府が発行したものです。

よく間違われますが、通貨は日銀が発行しているものではありません。

金券:有価証券

世の中には「金券」とされるものもあります。金券には「郵券」といったもの、また「デパート券」などの種類がありますが、商法で区別されています。基本的には「有価証券」の部類ですが、株券とも区別されます。

これらは平成22年の「資金決済法」で法整備されました。

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電子マネー:地方自治体や商業者がポイント制度で発行するもの

JRのSuicaは「前払式支払手段」と呼ばれるもので、コンビニの「WAON」などの電子マネーにカテゴリに分類されます。

また、よくある「ポイント」カードも、この類です。楽天では、「楽天スーパーポイント」と「楽天キャッシュ」が明確に分かれていますが、前者がポイントであり、後者は電子マネーです。

つまり、これらの類は「商品」なので、『netgeek』さんの理屈では・・・・

「1000円の商品を買ったら、その1000円と商品の1000円分で2000円の価値が生まれる」

と主張していることになります。

しかし、本当に間違いだと言い切れるのか?


しかし、3/22の『netgeek』さんの記事は本質的な意味では正しい疑問であるとも言えます。

よく考えてください。天下の『netgeek』さんが、こんなくそ記事を書くわけがありません。これは、我々のようなちょうおばかでも問題意識が持てるように書かれた超ユルい記事に間違いありません。

ゴールドマン・サックスあたりの外資系金融は物凄く頭のいい人達が高度な知識を利用して世の中の矛盾を突くことで金儲けをしている組織だ。このままでは日本の将来が心配で眠れない。Suicaインフレ仮説、どなたか納得のいく説明をしたうえではっきりと否定してほしい。

ゴールドマン・サックスのくそちくしょうが、大した労力もなく、お金を右から左に流して遊んでいるだけで、偉い仕事だと勘違いする世の中にはうんざりです。

そういう意味で、3/22の『netgeek』さんの記事は「プリペイドカード(前払式支払手段)」も同じような屁理屈で成り立っているのではないかという、世の中への挑戦的な記事なのです!(たぶん)

金券・プリペイド・ポイントを発行している連中は偽造貨幣製造で重罪にすべきだ!


もちろん、我々はいつものとおり、後半はだいぶ怪しいことを言い出します。

金券・プリペイド・ポイントを発行している連中というのは、基本的に貨幣を偽造しているのと変わりません。実質的な利用用途としては、そのように使われているからです。

それを「プリペイドカード(前払式支払手段)」とかいうてきとうな法律で正当化してしまったのです!

我々は、このままでは日本の将来が心配で眠れません。「金券は偽造貨幣だ!」という仮説、どなたか納得のいく説明をしたうえではっきりと否定してほしい。

ちなみに本当のマネーとは?


ちなみに本当のマネーとは、何もないところから価値あるものとして生まれるものです。

そういった意味では、貴金属の「金」という価値あるものから鋳造された「金貨」はマネーとして正当たるものです。

そして、「紙幣」は「兌換券」と法律で意義づけることで、「金貨」の代わりとなったものです。金本位制における「兌換紙幣」は、まだ本来のマネーに近いものであるといえます。

しかし、今の紙幣・通貨はその意義づけすらもなくなっており、本来の意味でのマネーではありません。ドルは国債を担保にしたものであり、日本などのアメリカ以外の国家は1971年8月の「ニクソンショック」で「金本位制」から「ドル金本位制」に移行して成り立っていましたが、1973年の変動為替相場導入で有名無実化し、1988年3月31日を最後に「管理通貨制度」になっています。

「管理通貨制度」は、なんぼでも紙幣・通貨を発行できる制度です。

裏付けは日本政府の信用の上に成り立っています。

ビットキャッシュは本来のマネーに近い存在


最近、「ビットキャッシュ」というものが生まれました。

これは、なぜこんなに騒がれているのかというと、「ビットキャッシュ」が何もないところから価値あるものとして生まれた正当なるマネーだからです。

こういったことを知っておくと、あなたの生活にたぶんなんの影響もありません。

その他の「政治担当」記事はこちらです。

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