【スイスフラン高を容認】1/15、スイス国立銀行がスイスフラン高を容認したため前代未聞の大暴騰となった

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2015-01-16_001352

(報道するほどのもんでもないので)ニュースではあんまやってませんが、FXをやっている連中が騒いでいるのでご存じかと思います。

うちの政治担当は経済が本来の職務なので、記事書かせようとしたら「くだらないので無視」とのことでした。そんなわけで、編集担当こと私が書いておあります。

で、上の画像を見てもらうとわかりますが、一瞬で「スイスフラン/円」のレートが、115円から166円までぶっ飛んでいるわけで、通常ではありえない動きです。

いちおう、ご存じの方も多いと思いますが、今回の件は為替の世界だと以下のように表現されます。

「スイスフラン/円」 スイスフラン → 大暴騰(スイスフラン高)
「スイスフラン/円」 円 → 大暴落(円安)

この辺わかっていないTweetがたくさんあって、FXがどんだけ「ギャンブル族」のものなのか垣間見られます。為替の有名ブログさんでも「上昇・下落」と表現するところもありますが、そういった表現は為替では適切ではありません。

以下のTweetは、「スイスの通貨=大暴落」となっていますが、大暴騰の間違いです。

要するに、スイスフラン高で円安だからです。(チャートだけ見ると暴落に見えますが)

※1/16 1:15頃にTweetが削除されましたが、上は残します。

こういう風に書かれるのは、おおむね「ザイ」が悪いです。昔から、あの雑誌は為替の表現の仕方がおかしいです。

ロイターでは、スイス国立銀行(中央銀行)が「1ユーロ=1.20フラン」という目標で行ってきた無制限介入を中止にして、さらに金利を「0.25% → 0.75%」に引き下げたからとされています。

おもいっきりマイナス金利です。

つまり、預金しても利息つかないどころか、利息分取られるという話です。

商業銀行や金融機関は、中央銀行に一定量の自国通貨を預け入れることになっています。

この話だと、預金する側(ここでは商業銀行や金融機関)にとって「スイスフランは魅力のない通貨」に思えてしまいますので、スイスフランが売られる(スイスフラン安/円高)ように思えますが、実際には「スイスフラン高」(スイスフラン高/円安)となったわけです。

スイス国立銀行(中央銀行)からすれば、「1ユーロ=1.20フラン」という目標で行ってきた無制限介入を中止してスイスフラン高を容認するよ、でもマイナス金利をさらにマイナスにしてスイスフラン高にならないようにするよという話なのです。

だから、うちの政治担当(金融の方が得意)が、「くだらないので無視」と一蹴してしまったので、誰も記事を書いてくれない事態となりました(笑)

これまで、ユーロ不安で、安定的なスイスフランが買われていたので、スイスフラン高という方向にありましたが、それをスイス国立銀行(中央銀行)が無制限介入で、過度なスイスフラン高を抑制(スイスフランを売っていた)という話だったのが、1/15を転機にして、スイスフラン高を容認してきました。

結局、その「スイスフラン高を容認」という話だけで、ギャンブル投機家が大混乱して、こんな値幅が生まれたというのが実際のところです。

政治担当は、今回の件では、こう言っていました。

「株も為替も、投資とは言えるものではない。あれはただのトレードであって、ゲームみたいなものだ。その中でも、FXというのはオプション取引なのでギャンブルでしかない。あんなものをするのは、ただのギャンブラーであって投資家ではない。FXというのは基本的に、プロが素人をカモるオプション取引を素人向けにシステム化したものでしかない。そんなものを騙されてやる連中が大混乱しているのを見るのは楽しいものだよ。」

とのことでした(笑)。ひどいですねー。でも、FXは実際に為替取引しているわけではないので、言っていることは正しいですね。

なお、「スイスフラン/円で、1スイスフラン=110円くらいが相場」と、政治担当は予測というか、実際の値ごろ感を言っておりました。うちのメンバーは誰も株とか為替やらないので、どーでもいい話です。

【補足】
政治担当に「補足書け」と言われたので掲載します。

「FX」は為替を売買する権利を買うもので、概念としては「先物」に近いのですが、それを金融工学でプログラム化して、ゲーム(ハイ&ロー)化したものが「FX」です(胴元は必ず儲かるようになっている)。つまり、実世界の為替の変動や為替の売買関係なく、どこかのテキトーな証券会社がゲームとして作って、それを「為替取引」としてシステム化できるものです。その仕組みをわかっていないトレーダーが多いし、本当に取引しているのかも怪しい(胴元が取引しているように見せかけている)システムをやること自体がもう、ただのギャンブルなのです。

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スイス中銀がフラン上限廃止、中銀預金金利を一段のマイナスに
[チューリヒ 15日 ロイター] – スイス国立銀行(中央銀行)は15日、スイスフランの対ユーロの上限、1ユーロ=1.20フランを廃止すると発表した。あわせて、中銀預金金利をマイナス0.25%からマイナス0.75%に引き下げた。
スイス中銀の発表を受けて、スイスフランは1ユーロ=1.20フランを突破して急伸。一時はおよそ30%も上昇した。スイス中銀のダンティーヌ副総裁は12日、フラン上限について、今後も主要な金融政策手段、との認識を示したばかり。市場は完全に意表を突かれた形だ。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0KO0VA20150115

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