Made in PRC=中国産を嫌う記事が再氾濫(Made in China,原産国表記,ROC,ROK)

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産経新聞に『「中国産」嫌う消費者の目を欺く「Made in PRC」の表記』という記事が掲載されました。この記事は、中国の原産国表記で知られる「Made in China」が、最近では「Made in PRC」と書かれていることを「消費者の目を欺く表記」だと非難する記事です。しかし、「Made in PRC」の表記は前からあり、韓国や台湾の表記方法と同じ形式の表示方法です。

今回の産経新聞の記事を見て、まとめブログなどがさらに煽る記事を拡散していますが、言いがかりでしかありません。

Made in PRC=中国産を嫌う記事が再氾濫


2014/12/15付けの産経新聞で「Made in PRC」を取り上げる記事が掲載されました。これは、いわゆる「原産国表示」で、PRCは「中国産」を意味します。

それを見た速報ブログやまとめブログで「知ってた?」記事が出て拡散されています。

中には「カモフラージュ表記だ!!!」と大騒ぎしているところもありました。

拡散の理由には「最近増えた Made in PRC 表記に注意」という意図があるようです。

中国の「Made in PRC」は問題になる筋違い


Flag_of_the_People's_Republic_of_China.svg

まず。この原産国表記に特別な決まりはありません。

日本では日本語で原産国を書くことが決まりになっているものの、どこの国も守っていません。

例えば、「Made in ROC」はどこかご存知でしょうか?

答えは「Republic of China」で「中華民国=台湾」です。

「Made in PRC」 → 「中国」
「Made in ROC」 → 「台湾」
「Made in ROK」 → 「韓国」

「Made in ROC」なんて、「PRC」以上に氾濫しても問題になっていません。

中国が「Made in PRC」と書くのは、他の国に合わせただけなのです。

社会人というか、ビジネスマンだったら常識とも言える話ですが、台湾と韓国は問題にならないのに、中国の「Made in PRC」は問題になるというのは、だいぶ筋違いな話です。

中国嫌いの言いがかり


この話、よくある中国嫌いのマスメディアが、悪意をもって記事にした例といえます。

産経新聞というメディアには、政治的意図が見え隠れし、中国だけを責めるということをよく行っています。

今回の件では、「Made in PRC=中国産」の表記が多いのは、「Made in China」と書くと評判が悪いからごまかすためにそうしていると、中国嫌いのマスメディアが書いた記事に、よく分からないまま乗せられた烏合の衆の大騒ぎといっても良い事案です。

この話題、突然湧いてでたものではありません


なお、大きく拡散されたのは、12/15の産経新聞記事が、12/18に「YAHOO!ニュース」に再掲載されてからです。

12/15配信(産経新聞)
http://www.sankei.com/premium/news/141215/prm1412150003-n1.html

12/18(YAHOO!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141215-00000581-san-soci

2013年にも一度話題になっています。その時には「PRC表記で売上げ増」という記事で、週刊ポスト2013年4月19日号に掲載されていました。

「Made in ROC」が最初に増え始めたのは2000年初頭くらいでしょうか


記事の多くでは、平成20年の「冷凍餃子事件」以後に「Made in PRC=中国産」の表記が増えたとあります。

しかし、実際にはもっと前から表記は存在しています。

少なくとも、私が社会人になった20年近く前からあります

その時初めて「Made in ROC」という表記が出回るようになって、そのときにも・・・・

「Made in China」じゃないのかよ!
Chinaだと安かろう悪かろうに見えるからね。
最近「ROC」にするところが多いみたい。

と、今回とまったく同じ話で話題になっていました(笑)

要するに、中国製品不買運動でしょう


その最初に聞いた頃も、それをネタに「中国製品不買運動」とまではいかないものの、中国に嫌悪感を持つ人々は「誤魔化している」とか「注意」と言っていました。

ここ数年は、特にメディアを通じた「対中批判」が国内でも目立つようになっているので、この話をネタに「よし!材料来た!」と拡散する人々は、今回多くなりそうですね。

参考記事

「Made in PRC」という表示を見て、どこの国で作られたものかわかるだろうか。「PRC」は、中華人民共和国の英文表記「People’s Republic of China」の頭文字を取ったもので、この表示は中国産を意味している。日本では、「Made in China」と表示するのが一般的だが、あえて浸透していない「PRC」を用いる真意はどこにあるのか。中国産を敬遠する消費者の目をごまかし、売り上げを伸ばそうとする確信犯的行為との専門家の指摘もある。

4月に入り、春の陽気を感じる日も増えつつある中、隣国・中国からやってくる商品たちにも「静かなる衣替え」が進んでいる。ホームセンターなどで、商品タグやバーコード周りに書かれた原産国表示を見ていくと、「メイド・イン・PRC」と表示されているものが目につく。PRCとは中華人民共和国の英文名「People’s Republic of China」の略。つまり、おなじみの「メイド・イン・チャイナ」と何ら変わらないわけだが、どうして、わざわざ分かりにくい表記をしているのか。

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